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2011 / 3 / 20

節電のお願い


まず、去る3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震で亡くなられた多くの方にお悔やみ申し上げます。また、この地震で被災された方にもお見舞い申し上げます。

僕が住んでいるところはほとんど揺れなかったので、被害もありませんでしたがネットやテレビで伝えられる被害の状況を見て、地震や津波の恐ろしさを再認識させられました。阪神淡路大震災の記憶はほとんどないので、今見ていることや感じたこと、そして今後のことは生涯記憶に残ると思います。

さて、この地震で東京電力管内では計画停電が実施され、東北電力でも27日までは実施されないそうですが可能性は残っています。これに関連し、関西電力が節電を求めているという内容のチェーンメール(もちろん、デマ)が出回るなど、過剰な節電が行われたり、節電の意識が強すぎるのではないかと思います。
僕が住んでいるところは中部電力管内なので、計画停電も実施されていなければ、停電の恐れもなく、節電を行う必要はないと思うのですが、イオン(旧マックスバリュ、旧サティ)、ミニストップ、ユニクロで節電が行われていました。買い物に行ったところで行われていただけなので、他の場所でも節電が行われているかもしれません。

誤解されている電力事情から述べられる節電の理由としては、次のブログで詳しく解説されています。

節電によって浮いたお金を募金するならまだしも、「電力不足なので節電します」と店舗に張り紙がしてあれば一般の人々に誤ったメッセージを発信することになるので、すぐにやめてほしいです。左の写真は、ユニクロに貼ってあった「店舗照明一部消灯のお知らせ」と題する張り紙です。その理由として電力不足が挙げており、実際に天井の照明が一部消されていました。

イオン、ミニストップ、ユニクロでは義援金を集めているし、支援物資も送っているのだから、こういうことをするのは本当にやめてほしいです。確かに、買い物に来た人々に対して「私たちも地震の被害にあわれた方に対して協力しています」というイメージを伝えることはできますが、電力事情を分かっている人からすれば大企業がこういうことをするのは黙ってみていられないのではないでしょうか。

節電を行うのであれば事実に基づいた理由を述べてほしいですし、節電しないことで企業イメージが低下したり、クレームがくるなら現在の電力事情に基づいた説明を行うべきだと思います。

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