ある保険会社のテレビコマーシャルで使われていたこのことば。このテレビコマーシャルは何度か見たことがあったので、もちろんこのことばも知っていました。けど、最近以前にも増してこのことばの意味を考えさせられるようになりました。
僕なりにこのことばの意味を考える上でもっと分かりやすいようにと、考えてみると「あなたがいると分かるだけで感じるしあわせ」とでも言いなおせるでしょうか。
「あなたがいると分かるだけで感じるしあわせ」これを考えていく上で考えなければいけないことばの1つに「しあわせ」ということばがあります。
「しあわせ」って、イコール「うれしさ」なんでしょうか?いや、なんか違う気がします。「しあわせ」って、僕たちがずっと感じていたいことですよね。でもこれじゃあ、「うれしさ」との違いが見えてきません。
「しあわせ」って感じるときのことを考えてみると、お風呂につかる時とか、食べ物をいっぱい食べた時とか、彼氏・彼女がいる人ならその人と一緒にいる時にそう感じますよね。
こういう時に共通しているものって何なんでしょうか?
僕が思うに、こういう時に共通しているのは自分の心がその行動によって得られた感情によって埋め尽くされた時に「しあわせ」と感じると思います。心の中に少しでもその感情で埋め尽くされないところがあったら、それは「うれしい」で終わってしまうと思います。
つまり、「あなたがいると分かるだけで感じるしあわせ」ということばは僕が考えるには「あなたがいると分かった時の感情だけで自分の心が埋め尽くされること」だと思うんです。みなさんは、こういうふうに思える人はいますか?
僕には…「います。」と言いたいところですが、今のところ「いません。」というのがホンネです。
もう、あの人と話さなくなって2ヶ月が経とうとしています。それまでは、あの人が話をしてくれて僕が少し話をするという感じだったんですが、あの人から話しかけてくれないとなると僕から話しかけられるわけもなく、廊下で会ってあの人の顔を見ることしかできません。
もちろん、今でも好きなんですよ。けど、僕のクラスにも、かわいいと思う人がいたりと矛盾するところはありますが…。
たぶん、このまま僕からあの人に話しかけられるわけもなく、僕とあの人との関係は終わっていくと思います。出会って約3年ぐらい経つと思います、いろんなことがありました。生まれて初めて両思いになった人に何もできなかった。どうすればいいのか分からなかったというのもありますが、今考えてみれば僕のしてきたことは「なんでそんなことしたのー!?」と思えるようなことばかりでした。その時は「それでもいい」と思っていました。そういうことで、僕たちの関係は崩れていったんでしょう。今から立て直そうと思っても、それは無理です。
あきらめきれない思いもありますが、僕は流されていくしかありません。自分で作った本物か仮想の物かも分からない川に…。