あの人とのことが終わってしまった今、僕が思うことを書きたいと思います。
あの人と出会ったのは中2の1学期だったと思います。僕が通っていた塾に友達がいて、それであの人はその塾に通い始めたみたいでした。
そのころの僕は、今以上に人と話すのが苦手でとても内気な性格でした。あの人と話すことはおろか、女子いや男子ともあまり話していませんでした。塾の中でも1人友達がいたぐらいでした。けど、その友達が塾をやめて長い間、塾の中でひとりぼっちみたいな状況が続いていました。
だけど、その塾に通っていた僕を除く男子のグループの中の一人が何があったのかは分からないんですが、どうもそのグループから追い出されたみたいで、今度は僕がそのグループに入るようになりました。もともと、そのグループの人たちとは仲が悪いというわけではなかったので、普通に入ることができました。
そのころかどうかは、あまり良く覚えていないんですが、まあそのあたりからけっこうあの人と話すことができるようになりました。
といっても、あの人から話しかけてくれるだけだし、「面と向かって話す」というよりは「話しかけてくれるから答える」みたいな感じでした。だけど、僕としてはそのずっと前から「かわいい」と思っていたし、生徒会にも入って活動しているような人だったから「かわいくてちゃんとしている」というイメージがあったので、話しかけてくれるのはとてもうれしかったです。
塾ではあの人が通い始めてからたぶんずっと同じクラスだったんですが、中学校では3年間ずっと違うクラスでそんなに話すこともなかったように思います。まあ、中学校の中でのあの人との事で一番よく覚えているのは「今日は、「おはよう」も。」に書いたことですかね。朝学校に行って僕の教室がある階に行ったら廊下にあの人がいて「おはよう」って言ってくれたんです。ただ「おはよう」って言ってくれただけだったけど、朝早くで廊下にはあの人と僕以外には誰もいなくてめっちゃうれしかったのをよく覚えています。まあ、そのときもめっちゃ小さな声で「おはよう」と返すことしかできなかったけど・・・・。
その年(中3)のバレンタインデーは、チョコをもらえたんですよ。もちろん、あの人から。今となっても、それが本命でも義理でも僕が女の子からもらったたった1つのチョコです。
僕は確実に本命だったと思ってるんですけどね。そのチョコはみんながいる塾の教室の中でもらって、確かにみんな(6人ぐらい、男子1人も含めて)同じ袋で中身も同じで僕だけ特別何かがあったというわけではないんですが、あの人の顔がりんごみたいに赤かったので。(相当赤かったのを今でも覚えています。詳しいことは「チョコもらっちゃいました?。」で。)
そして時はどんどん過ぎ、あの人は推薦で僕は一般入試で今通っている高校に合格することができました。
そして、僕はあの人と一緒だった塾をやめました。あの人のことを嫌いになったわけでは、もちろんないですけど、その塾の高校生向けの授業の質に疑問を感じたので、あの人と一緒でなくなるのはいやだったけど、僕はその塾をやめました。
そうなると、あの人と会うのは「高校」しかなくなります。僕の内気な性格は少ししか改善できなかったし、あの時の僕は「あの人がメガネをかけている」っていうのがどうも好きになれなくて、あの人は僕に話しかけてくれるのに、どうもわだかまりがありました。
高1の2学期の初めぐらいまではそういう思いがあったような気がします。
けど、そういう思いも中2のころから好きだった人に対していつまでもあるわけではなくて、いつしかそんな思いも消え、「あの人のことが好き」という思いが強くなっていきました。
だけど、自分から行動するっていうことはできなくて、いつも「あの人から話しかけられたら話す」みたいな感じでした。
そんな僕が自分から行動できたなと思えることが1つだけあります。「ここ2ヶ月間のあの人との出来事」と「ここ2ヶ月間のあの人との出来事2」2つにわたって書いた今年の8月のことです。
駅からの帰り少しの間あの人と歩いて、分かれるときに自分からメルアドを聞くことができました。そのときも最初に話しかけたのはあの人からだったけど、メルアドの方は僕の方から「教えて」って聞くことができました。
「もう1回がんばってみるか・・・?」にも書いたとおりあの人も喜んでくれてたみたいだし。
・・・・だけど、これが最初で最後。僕がした、最初で最後のあの人が喜んでくれたこと。大切なあの人のために・・・。
今となっては、あの時ああいうふうなことができてとってもよかったと思います。もっと、できることはあったはずだけど。
だいぶ長くなってきたので、この恋について今思うことは次の記事に書きたいと思います。