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2010 / 12 / 24

XREA+にSilverStripeをインストールする方法


前に簡単なSilverStripeのレビューを書きましたが、今回はXREA+にインストールする方法を書きたいと思います。手順としては

  1. 新しいデータベースを作成する
  2. SilverStripeをインストールする
  3. 初めの簡単な設定をする

というかんじになりますが、まずインストールするバージョンや環境を確認したいと思います。

  • SilverStripe ver.2.4.4
  • Apache:1.3.37
  • PHP:5.2.5
  • MySQL:5.1.22-rc
  • phpMyAdmin:2.10.1

SilverStripeの動作環境はSystem requirementsをご覧下さい。

追記

SilverStripeを用いたWebサイトの構築を解説するサイトをつくりました。今後はSilverStripeに関する情報はこちらで更新していきますので、ぜひご覧ください。

ss.ak2ie.net(SilverStripeに関する情報更新中)
と、思ったのですが、やはりまだ使いにくい部分もあり、WordPressとかでサイトを更新した方がいいと思います。
追記終わり

1.新しいデータベースを作成する

次の2でインストール画面を見ると分かりますが、SilverStripeではテーブルにプレフィックス(WordPressにおける“”)を付けることができません。よって、SilverStripe用に新しいデータベースを作成することにします。XREA+では5つまでデータベースを作成することができます。

phpMyAdminはXREA+にログイン後、“データベースページ”の下部”PhpMyAdmin/PhpPgAdminインストール”にある“PhpMyAdmin自動インストール(MySQL管理) ”の「インストール」ボタンをクリックすることでインストールできます。

新しいデータベースの作成方法は例えば「XREAで複数のデータベースを管理する」をご覧頂ければよくわかりますが、ここでは画像を使って説明したいと思います。

まずは上記のページ(データベース)で一番上の“MySQLの追加・編集(最大:5 個)”の項目で新しく作成するデータベースのチェックボックスを選択し、ユーザ名とパスワード、文字コードなどを入力・選択します。ここでは下のようにします。(DB/ユーザ名の“example”についてはご自身のユーザ名に置き換えて読んで下さい。またこれを入力する必要はありません)

  • DB/ユーザ名:example_ss
  • パスワード:silverstripe
  • 文字コード:UNICODE

入力できたら“作成”ボタンをクリックします。

設定ファイルの編集

次にFTPソフトでサーバにログインして、/virtual/(ユーザ名)/public_html/log/phpmyadmin/config.inc.php をローカルにダウンロードします。そして、このファイルをテキストディタで開き編集します。

25行目から37行目に次のような1つめのデータベースに関する記述があるので、これをコピーします。

[php num=25]
/*
* First server
*/
$i++;
/* Authentication type */
$cfg[‘Servers’][$i][‘auth_type’] = ‘cookie’;
$cfg[‘Servers’][$i][‘host’] = ‘localhost’;
$cfg[‘Servers’][$i][‘connect_type’] = ‘tcp’;
$cfg[‘Servers’][$i][‘compress’] = false;
$cfg[‘Servers’][$i][‘extension’] = ‘mysql’;
$cfg[‘Servers’][$i][‘user’] = ‘ユーザ名(=データベース名)’;
$cfg[‘Servers’][$i][‘password’] = ‘パスワード’;
$cfg[‘Servers’][$i][‘only_db’] = ‘データベース名(=ユーザ名)’;
[/php]

そして、改行して39行目あたりに貼り付けて次のように書き換えます。

[php num=”39″ highlight_lines=”2,2,11,12,13,13”]
/*
* Second server
*/
$i++;
/* Authentication type */
$cfg[‘Servers’][$i][‘auth_type’] = ‘cookie’;
$cfg[‘Servers’][$i][‘host’] = ‘localhost’;
$cfg[‘Servers’][$i][‘connect_type’] = ‘tcp’;
$cfg[‘Servers’][$i][‘compress’] = false;
$cfg[‘Servers’][$i][‘extension’] = ‘mysql’;
$cfg[‘Servers’][$i][‘user’] = ‘example_ss’;//ユーザ名(=データベース名)
$cfg[‘Servers’][$i][‘password’] = ‘silverstripe’;//パスワード
$cfg[‘Servers’][$i][‘only_db’] = ‘example_ss’;//データベース名(=ユーザ名)
[/php]
書き換えたら保存してサーバにアップロードして上書きします。

新しいデータベースへログインする

設定が完了したので、新しく作成したデータベースにログインします。XREA+にログインした後、“データベース”ページの下部“PhpMyAdmin/PhpPgAdminインストール”にある“PhpMyAdmin自動インストール(MySQL管理) ”のログインボタンをクリックすることでログインページを開くことができます。ここで、ログインページを開く前にウィンドウが開きますので、先のページに書かれているユーザ名とパスワードを入力します。(ユーザ名については、XREA+にログインする際のものと同じです)

すると、ログインページが開きます。各々のフィールドは次のように選択・入力します。

  • 言語 – Language:日本語 – Japanese(utf-8)
  • ユーザ名:example_ss(データベースを作成した際に設定したユーザ名)
  • パスワード:silverstripe(データベースを作成した際に設定したパスワード)
  • サーバの選択:localhost – example_ss(作成したデータベース)

そして“実行する”ボタンをクリックしてログインします。

ログインすると右のような画面が表示されますが、特にすることはありませんのでログアウトします。

長くなってしまいましたので、SilverStripeのインストール方法は次のエントリーに書きます。

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