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2010 / 12 / 24

XREA+にSilverStripeをインストールする方法 その2


前回のエントリーでは新しいデータベースを作成しましたが、今回はSilverStripeをインストールしたいと思います。

FTPソフトで操作するか、SSHで操作するかによって最初は手順が異なりますがやることは同じです。

インストールの準備

FTPソフトで操作する

まずはSilverStripeのインストールファイルを公式サイトのページからダウンロードします。左側の“Download for free”ボタンからダウンロードして下さい。そして、ダウンロードしたファイルを適当なところで解凍すると“silverstripe-(バージョン)”というフォルダができます。Lhaplus7-Zipで解凍できます。

SSHで操作する

まずは、公式サイトのインストールファイルダウンロードページで、最新のインストールファイルへのリンクをコピーします。そしてSSHクライアントソフトでサーバにログインし、/var/www/html/public_html/でファイルをダウンロードします。その後、このファイルを解凍して、フォルダ名からバージョンを削除しておきます。インストールファイルはいらないので削除しておいてください。
[shell]
$ cd public_html/
$ wget http://www.silverstripe.org/assets/downloads/SilverStripe-v*.*.*.tar.gz
$ tar zxvf SilverStripe-v*.*.*.tar.gz
$ mv silverstripe-v*.*.*/ silverstripe
$ rm -f SilverStripe-v*.*.*.tar.gz
[/shell]

FTP,SSH共通の操作

ここで、XREA+ではPHPがセーフモードで動作するためSilverStripeのインストールが正常に行われません。よって、「PHPをCGIとして動かす方法について」に書かれているとおり、“silverstripe-(バージョン)”フォルダ直下の“.htaccess”ファイルを編集します。
このファイルの最後に改行して次のテキストを追加して上書きしておきます。
[shell num=30]
AddHandler application/x-httpd-phpcgi .php
[/shell]
そして、FTPソフトではフォルダ(silverstripe-バージョン)を、サーバの public_html フォルダの下にアップロードします。
また、フォルダ名のバージョンは削除しておいた方がいいと思います。以下の手順は、FTP、SSH共通です。

SilverStripeをインストールする

http://(サーバのドメイン)/silverstripe/install.php にアクセスします。
英語の文章が表示されますが、上部にはインストールする際に問題となる箇所が書かれていますので修正して、下部でデータベースの情報やSilverStripeにログインするためのユーザ名やパスワードを設定します。

パーミッション等の修正

まずは、“Requirements”に表示されている箇所を修正しますが、これはサーバによって異なるかもしれないので、表示されている文章によって対応して下さい。ここでは、下記の箇所を修正します。(もし、データベースに関する設定のみを修正するように書かれている場合はデータベースの設定に進んで下さい。)

Is the .htaccess file writeable?
User ‘apache’ needs to be able to write to this file:
/virtual/(ユーザ名)/public_html/silverstripe/.htaccess
Is the mysite/_config.php file writeable?
User ‘apache’ needs to be able to write to this file:
/virtual/(ユーザ名)/public_html/silverstripe/mysite/_config.php
Is the assets/ directory writeable?
User ‘apache’ needs to be able to write to this file:
/virtual/(ユーザ名)/public_html/silverstripe/assets

(画像は複数ドメインを運用しているサーバでテストしたため、一部上記と異なります。)
これら3つは、SilverStripeが特定のファイルやディレクトリに書き込み権限がないことを示しています。解決方法としては、

The file is currently owned by '(ユーザ名)'. There is no user-group that contains both the web-server user and the owner of this file. Change the ownership of the file, create a new group, or temporarily make the file writeable by everyone during the install process.

と示されているので、一時的にこれらのファイルやディレクトリのパーミッションを“606”に変更します。

次に、

Is the temporary directory writeable?
User ‘apache’ needs to be able to write to this file:
/tmp/silverstripe-cache

については、SilverStripeが一時的に使うディレクトリに書き込み権限がないことを示しています。よって、ディレクトリを作成して書き込み権限を追加します。public_html/silverstripe の下に“silverstripe-cache”という名前のディレクトリを作成してパーミッションを“606”にします。

ここで“Re-check requiremets”ボタンをクリックして、修正すべき箇所の表示が消えることで、正しく修正されたことを確認します。

データベースの設定

そして、データベースの設定を行います。“DataBase”のフィールドに次のように新しく作成したデータベースの情報を入力して“Re-check requiremets”をクリックします。(ご自身のユーザ名などに書き替えて下さい)

  • Database username:example_ss
  • Database password:silverstripe
  • Database name:example_ss

SilverStripeのログイン情報の設定

“CMS AdminAccount”ではSilverStripeにログインするためのパスワードと言語を設定します。

テーマなどの設定

“Theme”はすぐに使い始めるので、すでに選択してある“BlackCandy”のままにしておきます。“Confirm Install”では、Webサーバの情報をsilverstripe.orgに送信したくない場合はチェックを外し、“Install SilverStripe”ボタンをクリックしてインストールを開始します。

インストールの開始

インストールは30秒ほどですぐに終わります。

インストールが正常に完了すると、左のような画面が表示されます。このままSilverStripeにログインしてもかまいませんが、セキュリティの関係上“install.php”を削除しておきます。一番下の行にある“Click here to delete the install files”というリンクをクリックして下さい。また、サーバの“silverstripe”ディレクトリ下の“assets”ディレクトリ以外のパーミッションを“505”など、書き込み権限をなくしておきます。

すると、右のような画面が表示されるので“the CMS”というリンクをクリックすることでSilverStripeにログインすることができます。

SilverStripeにログインすると、左のような画面が表示されます。SilverStripeを使っていくための設定などは次のエントリーに書きたいと思います。ログアウトするには右下のリンクをクリックします。

追記

SilverStripeを用いたWebサイトの構築を解説するサイトをつくりました。今後はSilverStripeに関する情報はこちらで更新していきますので、ぜひご覧ください。
 
ss.ak2ie.net(SilverStripeに関する情報更新中)

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XREA+にSilverStripeをインストールする方法


前に簡単なSilverStripeのレビューを書きましたが、今回はXREA+にインストールする方法を書きたいと思います。手順としては

  1. 新しいデータベースを作成する
  2. SilverStripeをインストールする
  3. 初めの簡単な設定をする

というかんじになりますが、まずインストールするバージョンや環境を確認したいと思います。

  • SilverStripe ver.2.4.4
  • Apache:1.3.37
  • PHP:5.2.5
  • MySQL:5.1.22-rc
  • phpMyAdmin:2.10.1

SilverStripeの動作環境はSystem requirementsをご覧下さい。

追記

SilverStripeを用いたWebサイトの構築を解説するサイトをつくりました。今後はSilverStripeに関する情報はこちらで更新していきますので、ぜひご覧ください。

ss.ak2ie.net(SilverStripeに関する情報更新中)
と、思ったのですが、やはりまだ使いにくい部分もあり、WordPressとかでサイトを更新した方がいいと思います。
追記終わり

1.新しいデータベースを作成する

次の2でインストール画面を見ると分かりますが、SilverStripeではテーブルにプレフィックス(WordPressにおける“”)を付けることができません。よって、SilverStripe用に新しいデータベースを作成することにします。XREA+では5つまでデータベースを作成することができます。

phpMyAdminはXREA+にログイン後、“データベースページ”の下部”PhpMyAdmin/PhpPgAdminインストール”にある“PhpMyAdmin自動インストール(MySQL管理) ”の「インストール」ボタンをクリックすることでインストールできます。

新しいデータベースの作成方法は例えば「XREAで複数のデータベースを管理する」をご覧頂ければよくわかりますが、ここでは画像を使って説明したいと思います。

まずは上記のページ(データベース)で一番上の“MySQLの追加・編集(最大:5 個)”の項目で新しく作成するデータベースのチェックボックスを選択し、ユーザ名とパスワード、文字コードなどを入力・選択します。ここでは下のようにします。(DB/ユーザ名の“example”についてはご自身のユーザ名に置き換えて読んで下さい。またこれを入力する必要はありません)

  • DB/ユーザ名:example_ss
  • パスワード:silverstripe
  • 文字コード:UNICODE

入力できたら“作成”ボタンをクリックします。

設定ファイルの編集

次にFTPソフトでサーバにログインして、/virtual/(ユーザ名)/public_html/log/phpmyadmin/config.inc.php をローカルにダウンロードします。そして、このファイルをテキストディタで開き編集します。

25行目から37行目に次のような1つめのデータベースに関する記述があるので、これをコピーします。

[php num=25]
/*
* First server
*/
$i++;
/* Authentication type */
$cfg[‘Servers’][$i][‘auth_type’] = ‘cookie’;
$cfg[‘Servers’][$i][‘host’] = ‘localhost’;
$cfg[‘Servers’][$i][‘connect_type’] = ‘tcp’;
$cfg[‘Servers’][$i][‘compress’] = false;
$cfg[‘Servers’][$i][‘extension’] = ‘mysql’;
$cfg[‘Servers’][$i][‘user’] = ‘ユーザ名(=データベース名)’;
$cfg[‘Servers’][$i][‘password’] = ‘パスワード’;
$cfg[‘Servers’][$i][‘only_db’] = ‘データベース名(=ユーザ名)’;
[/php]

そして、改行して39行目あたりに貼り付けて次のように書き換えます。

[php num=”39″ highlight_lines=”2,2,11,12,13,13”]
/*
* Second server
*/
$i++;
/* Authentication type */
$cfg[‘Servers’][$i][‘auth_type’] = ‘cookie’;
$cfg[‘Servers’][$i][‘host’] = ‘localhost’;
$cfg[‘Servers’][$i][‘connect_type’] = ‘tcp’;
$cfg[‘Servers’][$i][‘compress’] = false;
$cfg[‘Servers’][$i][‘extension’] = ‘mysql’;
$cfg[‘Servers’][$i][‘user’] = ‘example_ss’;//ユーザ名(=データベース名)
$cfg[‘Servers’][$i][‘password’] = ‘silverstripe’;//パスワード
$cfg[‘Servers’][$i][‘only_db’] = ‘example_ss’;//データベース名(=ユーザ名)
[/php]
書き換えたら保存してサーバにアップロードして上書きします。

新しいデータベースへログインする

設定が完了したので、新しく作成したデータベースにログインします。XREA+にログインした後、“データベース”ページの下部“PhpMyAdmin/PhpPgAdminインストール”にある“PhpMyAdmin自動インストール(MySQL管理) ”のログインボタンをクリックすることでログインページを開くことができます。ここで、ログインページを開く前にウィンドウが開きますので、先のページに書かれているユーザ名とパスワードを入力します。(ユーザ名については、XREA+にログインする際のものと同じです)

すると、ログインページが開きます。各々のフィールドは次のように選択・入力します。

  • 言語 – Language:日本語 – Japanese(utf-8)
  • ユーザ名:example_ss(データベースを作成した際に設定したユーザ名)
  • パスワード:silverstripe(データベースを作成した際に設定したパスワード)
  • サーバの選択:localhost – example_ss(作成したデータベース)

そして“実行する”ボタンをクリックしてログインします。

ログインすると右のような画面が表示されますが、特にすることはありませんのでログアウトします。

長くなってしまいましたので、SilverStripeのインストール方法は次のエントリーに書きます。

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2010 / 9 / 28

シンプルなCMS“SilverStripe”


最近、あることをまとめたWebサイトを公開しようと思ったのですが、ブログに慣れてしまってHTML,CSSコードを書くのが面倒になってしまったので、使いやすそうなCMSを探していると“SilverStripe”をみつけました。

CMSとはHTMLやCSS等の知識がなくても、Webサイトを作成、管理することができるシステムのことです。

外観

SilverStripeを使ったサイト(サンプル)

適当な文章を書いて画像を貼り付けてみたのが右の画像です。デフォルトでインストールされているテーマを使っていますが、けっこうクールです。

デフォルトのテーマはシンプルですが、公式サイトで公開されているテーマや、SilverStripeを使ったサイトを見てみると、使い方によっていろいろなデザインを使うことができることが分かります。

特徴

SilverStripeの特徴としては次のものが挙げられます。

  • 編集画面にはWYSIWYGを、管理画面にはAjax等を使用してCMSの更新を行いやすくしている。
  • 新たな機能を追加するモジュール、サイトのデザインを変えるテーマ、サイドバーを強力にするウィジェットを使用することが可能。
  • Sapphire”というPHPフレームワークを使用している。

実際に使ってみて

SilverStripeの管理画面 SilverStripeをインストールした後表示される管理画面は右にページの編集画面、左にページ一覧が表示されます。

編集画面は上部にB,I,U(太字、斜体、下線)などのボタンが並び、これらのアイコンの下には文章を入力するエリアがあります。WYSIWYGエディタを採用しているので、HTMLコードを入力する必要もありませんし、独自のコードを覚える必要もありません。

また、画像の挿入もアップローダーを使うことができますし、ページの作成・削除、URLを変更することも可能です。

 

左に表示されるページの一覧(サイトの内容と構造)は、サイトに存在するページをツリー形式で直感的に管理できます。タイトルの色によって、新規に作成されたページ、一般には公開されていないページ等を見分けることも可能です。そして、ページやファイルが見つからないときに表示される404エラーページも表示され、編集画面で内容を変更することもできます。

また、下部に隠れている「ページ変更履歴」では、ページをいつ、誰が編集したのか、そしてその内容を見たり、比較したりすることが可能です。

※私の環境では、Google Chromeにおいて管理画面にログインしても編集などを行うことができませんでした。ただし、サイトを閲覧することはできました。

 

高機能なCMSと比較して、機能の少なさや、動作の面で劣る部分はありますが、例えばページ数の少ないサイトを作成する場合など、難しい機能を覚える時間があるならば、コンテンツ(文章)の作成に力を入れたい!というときには、SilverStripeを使ってみてはどうでしょうか。管理画面は日本語化されていますし、検索にも日本語を使うことができますので、ぜひ検討してみてください。

関連リンク

インストール方法や、使い方については、また今後まとめたいと思います。

追記

SilverStripeをXREA+にインストールする方法を書きましたので、よろしければご覧下さい。

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